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これまでの導入実績

第32回 株式会社四谷恒産 柴田宏太郎様 北川敬二様

ホームページ http://www.yozya.co.jp/
所在地 東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑前駅 徒歩1分
地図はこちら
取材日 2008年12月2日

第32回は東京都新宿区、新宿御苑そばにある「四谷恒産」さんです。

新宿御苑は広大な敷地に四季折々の自然が楽しめる、都内有数の癒しスポットです。この近くで1979年に開業した四谷恒産さんはもともと不動産管理業が中心でしたが、今では不動産仲介業・建築企画コンサルティング・トランクルーム事業と4つの事業を展開しています。新宿駅からも徒歩圏内という好立地にある老舗業者さんが、これまでのアナログ的な商売とネットを使った戦略とをいかに融合させたのか、詳しくうかがってきました。

柴田宏太郎様(左)と北川敬二様
柴田宏太郎様(左)と北川敬二様
転職の経験はありますか? 柴田様:はい。最初ゼネコンに勤めたのですが、その後ラーメン屋を4~5年やって、またこの業界に戻ってきました。
北川様:私もあります。ほとんど不動産業界ですが、少しパチンコ業界も経験しました。
血液型を教えてください。 柴田様:僕は大雑把なO型。目標があると突き進みますが、毎日の更新作業はちょっと苦痛です。北川はA型。僕とは違って、几帳面で細かいことに敏感なタイプです。
近くでおすすめのお店は? 柴田様:カフェの「ラ・ボエム」でしょうか。とてもおしゃれなお店で深夜まで営業しています。あと、カステラの「文明堂本店」が近くにあります。

ホームページ開設前の集客状況

創業当時は不動産管理が中心だったそうですが。
柴田様:
ずっと親会社が建築した物件の管理をしていましたが、5年くらい前から仲介業も始めました。本腰を入れたのは3年前からです。
そのころは、どうやって集客されていたのですか?
柴田様:
まだまだ元付がメインでしたから、どうやって客付しようかと考えていましたね。うちの店舗は2階でわかりづらいんです。当時は階段下にのぼりも物件チラシも出してなかったので、来店客もほとんどない状態でした。
2階店舗に向かう階段下には、大きな看板と物件チラシが
2階店舗に向かう階段下には、
大きな看板と物件チラシが
ホームページはありましたか?
柴田様:
会社案内的なものはずいぶん前からありました。

北川様:
今から考えると、アマチュアっぽいものでしたね。

@dream導入のきっかけ

@dreamを知ったのはいつですか?
柴田様:
3年くらい前ですね。
うちのシステム管理をお願いしているキヤノンさんから聞きました。
@dreamの説明を聞いてどう思いましたか?
柴田様:
これで商売になるんだったらいいなあと。ちょうど、仲介業に本腰を入れようとしていたので、「渡りに船だね」って導入しました。
導入後すぐに結果が出ましたか?
柴田様:
実は、買うだけ買ってすぐに社員とアルバイトに任せちゃったんですよ。彼らは@dream専門でもなかったので、御苑前の物件を登録するだけで精いっぱい。アクセス数も記録してないし結果も出ないという、塩漬け状態でしたね。

@dream導入後の変化

そんな状態から、もう一度活用しようと思われたきっかけは何ですか?
柴田様:
このままじゃあまり効果が出ないと気付いて、昨年5月のインターネット不動産業者交流会に出席したんです。いろんな業者さんのお話を聞いて「うちのやり方じゃ、お客さん来ないよね」って痛感しました。その後、ホームページを見直してトップページを作り変えるところから始めました。私は本来、全社を統括する立場なのですが、これに関しては私自身が手を動かし仲介チームの北川と2人でやると決めました。

北川様:
その交流会のあとすぐ始めて、7月1日にはリニューアルオープンしました。
リニューアル後、変化はありましたか?
柴田様:
それまでは希望条件登録が2ヶ月に1件とか、せっかく来た問い合わせが文字化けしていたとか散々でした。
それがリニューアル直後の7月に、20件の問い合わせが来たんです。

北川様:
特に「ホームページを見て」という電話が増えました。「この部屋が見たい」と登録番号で連絡してこられるお客様が多いですね。
アクセス数などは増えましたか?
柴田様:
以前はカウントしていないのでわかりませんが、7月以降はほぼ毎月、約4000アクセスあります。ネット経由のお客様は、売り上げベースで2~3割に増えましたし、社員1人当たりの売り上げも70万円から140万円に倍増しました。
それまでの努力と@dreamの効果がタイミングよく重なったんだと思います。

ホームページで工夫している点

ホームページリニューアルの ポイントはどこですか?
柴田様:
会社本体のトップページと、仲介業のページをリニューアルしました。 当社のトップページには4事業の説明があり、それぞれの事業ページとリンクしているのですが、仲介業は他の3つより大きく目立つようにしました。
北川様:
会社本体のトップページと、仲介業のページを仲介業のページは、他の業者さんのホームページをたくさん見て、A社のこことB社のそこと、という風にいいとこ取りをしながら考えました。
(株)四谷恒産本体のトップページ
(株)四谷恒産本体のトップページ。
フラッシュ(動画)を使っていいイメージを
北川様:
それと、何度も検索し絞り込んで物件にたどりつく方法は面倒だし、うちの物件数では無理があるので、1回クリックしたら該当物件が全部見えるようにしました。とにかく、シンプルに見やすくが一番いいかなと。
柴田様:
地域も限定しました。本当はあちこちに管理物件があるのですが、新宿御苑前を中心に丸ノ内線の前後5駅だけ。うちは「新宿で一番になろう」って決めたんです。
SEO対策などはどうされていますか?
柴田様:
仲介ページにある物件情報、エリア別なら「事務所」とか「店舗」とかをクリックしてもらうのですが、これが選択ボタン、つまり、画像なんです。 テキスト(文字)にリンクを張る方がSEO対策的には有利なのですが、北川の意見を採用しました。
北川様:
会社本体のトップページと、仲介業のページを実は、SEOに関しては柴田に任せていて、私は全くわからないんです。ですから、私はお客様の使いやすさと見やすさを第一に主張しました。テキストリンクしたときの青文字に下線より、ボタンの方がすっきりしてクリックしやすいでしょう。
見やすくシンプルな仲介業のページ
見やすくシンプルな仲介業のページ。
クリックしやすい選択ボタン
ホームページを見ると、次回更新日は1週間後となっていますよね。
北川様:
毎日手を加えていても、あえて1週間後と記載します。物件確認が間に合わなくて、問い合わせ物件がすでに売約済みの場合もありますよね。その時に「更新には1週間くらいかかるので」って言えるように。実際に苦情はありませんが、おとり広告と疑われることもあるのでその予防も兼ねています。

物件確認が大変だとよく聞きますが、何か工夫していますか?
北川様:
お客様から問い合わせがあって確認するとき、その業者のほかの物件についても聞いてしまいます。仲介チームのメンバー4人が同じように確認作業し、情報を集約するんです。私たちの作業的にも一石二鳥だし、古くからお付き合いのある業者さんに確認だけの電話はかけづらいですから。それと、すぐに決まる物件はだいたいわかりますから2~3週間したら消してしまいます。

柴田様:
私は仲介業務の経験はあまりないので、そういう目利きはできません。真面目に電話していますよ。
2人で担当されている@dream関係、どのように分担しているのですか?
柴田様:
マッチングメールなどメール関係と顧客の登録、物件情報などオペレーションはほとんど私の担当ですが、物件のひとことコメントは図面を見て物件のよさを見つけられる北川の仕事です。

北川様:
物件情報では、コメントと設備欄が私の担当です。設備は管理画面でチェックを入れるだけで羅列されるのですが、それでは見づらいと思うんです。■や★を入れて順番を整えるため、手入力しています。

柴田様:
北川って細かいでしょう。私は大雑把なのでそこまで考えられません(笑)。

ホームページ以外で工夫している点

社内の雰囲気がとてもいいと伺っていますが。
柴田様:
創業者の「どんな仕事でも担当しかわからないようではいけない。
誰に何を聞いても答えられるように、情報を共有して、協力して仕事に当たる」という理念が社内に浸透しているのでしょう。
情報交換を密に行って、部門間や社員同士が競争するのではなく協力して売上をあげようと努力しています。
それが仲のいい雰囲気に表れているのかもしれません。
経理部門とも同じフロアに
経理部門とも同じフロアに。
みなさんフレンドリーです。
北川様:
たとえば、来店されたお客様にはチーム全員で接客します。
はじめに対応した人が中心になって、後ろにいる人が物件検索したり問い合わせをしたりサポートします。また毎週ミーティングをして、顧客それぞれの進捗状況などの情報を仲介チーム全員で共有しています。次に連絡があったとき、誰が受けても要件がわかってお客様をお待たせしないようにしているんです。

柴田様:
この雰囲気を感じて、「もう一度来店したい」と思ってもらえたらうれしいです。
メールでの営業もされますか?
柴田様:
追客はほとんどメールだけです。不動産屋からの電話もうっとうしいし、FAXも面倒でしょう。ですからマッチングメールは頻繁に、新規物件を登録したら出すようにしています。1週間に2度のときもあるし、10日くらい空いてしまうこともありますが。ですから来店客アンケートにも、住所や電話番号よりメールアドレスを書いてもらうようにお願いしています。
「メールアドレスを覚えていない」という方、いませんか?
北川様:
本当に探している方は、きちんと教えてくれます。その場で覚えていなくても帰ってからメールをくださるとか。それでも自分の情報を隠したい方は、冷やかしかなにかでしょう。だから無理強いすることはないと思います。ひとつの判断基準ですね。
メールでの追客で成約に至りますか?
柴田様:
いえ、メール営業だけで成約まではありません。メールで来店してもらうようにお願いし、実際に会って詳しい話を聞いたら、それからは従来の接客・営業に任せます。ネット上は客止めにして、それ以降はメールを出しません。

北川様:
うちは近くのお客様が多いので、希望の物件情報をFAXとかメール添付とかではなく、直接お届けするんですよ。そこで会えばまた話も聞けるし、「そこまでしてくれる」と思われるくらい動くんです。

柴田様:
ネットにも力を入れていますが、ある時点からはすごくアナログなんです。お客様と親しくなったら、メールではなく人対人のお付き合いを大事にしています。

@dreamの魅力

@dreamの使いやすい点など一番の魅力は何でしょう?
北川様:
会社本体のトップページと、仲介業のページを@dreamはすぐれたデータベースですよね。物件全部を覚えなくても、これを検索すればいいんですから楽ですよ。そのうえ、項目入力の自由度が大きい。たとえば、広さは0.5畳単位の選択式ですが、そこに7.3畳と入力することもできます。これがありがたいのです。
柴田様:
やり方さえマスターしたら、入力は本当に楽ですよね。扱いやすいです。
新宿御苑から見る高層ビル群
新宿御苑から見る高層ビル群。
まさに都会のオアシスだ。
北川様:
トップページの見せ方もそれぞれに工夫できます。こういったソフトでは定型のページデザインしか使えないことが多いのですが。このトップページの出来次第で、アクセス数などが変わってくると思います。

@dreamユーザーさんへのアドバイス

3年前の四谷恒産さんのように、
塩漬け状態のユーザーさんにアドバイスをお願いします。
柴田様:
まずは使い方をマスターすることでしょう。そのためにはマニュアルをはじめから読みなおすこと。きっと読むだけではわからないので、ITサポーターさんに電話するようになります。すごく親切に教えてくれますから楽しくなりますよ。私もかなり大変でしたが、必死で読みましたよ。
使い方さえわかれば、どう活かしたいかというアイデアが出てきます。そして自分が思い描く設定をきちんとすれば、あとは情報量を増やすだけ。そうするうちに自然とアクセス数が増えますから。

北川様:
見やすくて人が見て「いいなあ」と思えるトップページを作ることが最優先だと思います。さらなりネットにもいいホームページがたくさん紹介されていますよね。うちはかなり参考にしましたよ。
とにかく、見やすいホームページを作ってデータがきちんと登録できていれば、必ず問い合わせは来ますよ。

今後の展開について

これからの課題は何でしょう?
北川様:
ブログを考えています。アクセスアップには必要ですよね。それと、せっかく問い合わせをもらってもタイミングを逃していることがあると思うんです。成約率をもっと上げたいですね。

柴田様:
今は私たち2人しか@dreamの管理画面を扱えないのですが、今年はチームのみんなにオペレーションを覚えてもらおうと思っています。そのために@dream専用のパソコンを去年末に導入しました。

ブランド化も考えていらっしゃるんですよね?
柴田様:
仲介業は「@rank」というブランド名で展開しようと思っています。うちには「あっ!トランク」というトランクルーム事業もありますし、@dreamを使ってAランクを目指そうという意味を込めて名付けました。
ホームページでは地域を限定していますが、自社の管理物件は新宿だけではなくあちこちにあるんです。ですから支店を出すことも計画中です。
ますます発展しますね。
柴田様:
でも一番の目標は、お客様から「あの店はいいよ。付加価値つけて提案してくれるからね」って言ってもらって、「また来ました」とか「紹介で来ました」とか、リピートしてもらうことなんです。そのためにみんなで協力していきたいと思っています。
今の親しみやすい雰囲気に、ますます磨きをかけてがんばってください。
次は、@rank2号店にお伺いするのを楽しみにしています。
今日はどうもありがとうございました。

■お店情報

会社名 株式会社 四谷恒産 株式会社 四谷恒産
住所 〒160-0022 
東京都新宿区新宿1-3-8
TEL 03-3354-1502
FAX 03-3341-1148
お問合せ先 http://www.yozya.co.jp/contact/
お店HP http://www.yozya.co.jp/
インタビューを終えて

ホームページリニューアルの際、北川様は希望のトップページをワードで作成されたそうです。緻密な仕事ぶり、まさにA型ですよね。O型の柴田様は「そのきれいなプリントに、赤ペンでがががっと修正を入れた」といいます。また、SEOやアクセスアップなどに注力する柴田様とあくまでもお客様目線で見やすさ第一の北川様。でこぼこ具合が、本当にいいコンビですね。
マニュアルを備えつつ個性も大切にする四谷恒産さんは、ネットにも力を注ぎながら従来の良さも活かした営業スタイルです。
新しいものを取り入れたい老舗の方、ぜひ参考にしてください。

(取材・執筆・webページ制作 株式会社 物語ライティング)

(取材・執筆・webページ制作 株式会社 物語ライティング)

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